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日本通運▼ベトナムに多機能型倉庫を建設 

2010年04月18日

 日本通運のベトナム現地法人(ベトナム日通)は4月12日、ホーチミン市郊外のビンズン省・ソンタン地区で、新倉庫の起工式を実施した。
 ベトナムは、リーマンショック以降もチャイナプラスワンとして有力な生産候補地と位置づけられており、中国からベトナムへ生産シフトも進んでいる。また、ベトナムでは2009年の外資販社に対する規制緩和の影響もあり、日本企業の販社設立が相次いでいる。こうした市場背景から、高まるロジスティクスビジネスの需要に応えるべく、ベトナム日通は多機能倉庫を建設に踏み切った。
 今回新設する倉庫は「ソンタンロジスティクスセンター」。同センターは敷地面積が2万6043.7㎡、倉庫面積が1万3207㎡。業務開始は今年11月を予定している。
 一般倉庫と保税倉庫それぞれに空調・冷蔵設備を設置され、危険品専用倉庫を配備。建設予定地であるビンズン省・ソンタン地区は、ホーチミン市内から約25km、ホーチミン中心港であるカットライ港から約25km、タンソニャット空港から約20kmと利便性が高く、日系企業が集中するホーチミン地域の各工業団地からも車で1時間圏内という好立地にある。