機械工具卸の「トラスコ中山」（東京本社＝東京都港区）がこのほど発表した2010年3月期決算短信によると、同社は物流機能の強化を図るべく、物流センターによる直接配送エリアの拡大と市場特性にあわせた在庫アイテムの増強により即納性の向上を実施。併せて、今年１月にファクトリールートとワーカーズルート向けの計12ヵ所ある物流センターをエリア別に３つにグループ化し、それぞれのグループの中心を担う物流センターであるコアセンターで豊富な在庫アイテムを保有することで、同一グループ内での在庫共有を実現させた。