物流不動産ニュース

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イーソーコ▼国際物流総合展2010のセミナーで新営業を熱論 

2010年10月01日

会場全体
物流の新営業提案に約100人が集まった。
 イーソーコ(本社・東京、遠藤文社長)は9月16日、東京ビッグサイトで開催された国際物流総合展2010内でセミナーを開催。「物流営業革命~ITを活用した“新”組織営業の実現~」と題した講演には、約100人が参加した。
 イーソーコの早﨑幸太郎係長は荷物が減少している物流業界の現状を説明。さらに、大型倉庫に集約していく玉突き現象で、中規模・小規模倉庫に空きが発生していることも取り上げた。
早崎係長
「物流不動産営業と見える化を支えるシステムを持った会社がこれから伸びていく」と語る早﨑幸太郎係長
 既存物流企業が苦戦を強いられる状況を話す一方で、好調を維持している物流企業を分析。「荷物があったとき、自社の施設では扱えないと断るのではなく、他者の物流施設も考えて、荷物を取っている企業は売り上げが伸びていっている」と、実際の企業の売上高データを紹介した。
 「物流不動産ビジネス」の応用で収益を上げている例ではあるが、「物流の営業との違いが問題になることも」(早﨑係長)と注意した。
 「不動産の営業に近くなるので、個人プレイが多くなる。会社として、そのマネジメントをする必要がある。すべてを“見える化”できるのがITシステム」(同)。
 イーソーコでは、個人の営業マンが営業に活用できるシステムを構築中。11月に「LSS Personal(個人向け営業支援)」を発売する。ブログなどもでき、個人の営業個性を強く押し出すことができる。
 また、そのシステムを活用することで、「管理職が営業の動きを見ることもできる一挙両得のシステムとなっている。これからの物流営業は“見える化”できるシステムを入れたものが勝つ」(同)。さらに追加サービスとして、「名刺のデータ化」「今どこ確認代行サービス」などを提案していく。