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神戸市▼複合型産業団地への誘致に注力 

2011年01月14日

 内陸部の5カ所と3つの人工島で、合計8つ―――。現在、これだけの産業団地・用地を擁する神戸市が、企業誘致の面でことに力を入れているのが内陸部の、三宮からクルマで30分の距離にある「神戸テクノ・ロジスティクスパーク)」だ。文字通り製造系と物流系の団地が合体したもので、270ヘクタールの団地内では製造工場と物流拠点が見事にゾーニングされており、「製造ゾーンでつくった品物をすぐそばの物流ゾーンから運ぶことが可能だ」(神戸市)。
 同産業団地には「進出支援制度」があり、土地価格のディスカントでは、これまでは、緑地化や特定事業9分野などの適用条件を満たす度合いによって最大で4割引だったが、今は同5割引にまで拡大されている。㎡当たり13万5000円の分譲価格が6万7500円にまで引き下げられる。