東京税関は７月21日、2011年上半期分の貿易概況（速報）を発表した。東京港は、ＩＣおよびプラスチックなどの減少により輸出が２２１９４億円（０・２％減）。一方、衣類・同付属品、音響・映像機器などの輸入が増え、輸入額は３９１５３億円（前年同期比８・７％増）。過去最高の輸入超過となった。
　成田空港は、輸出が４６７８５億円（前年同期比７・３％減）、輸入は４５６２２億円（７・８％減）。これに対し、羽田空港は、映像記録・再生機器および科学光学機器が増加し、輸出が５７４億円（38・０％増）と３期ぶりに転じた。輸入も通信機および航空機類などが増加し、１３５７億円（３・６倍）と大きく伸びた。