らでぃっしゅぼーやをＮＴＴドコモが買収した。野菜宅配のネットワークのあるらでぃっしゅぼーやだが、ネット通販は弱く、他のネット野菜通販に押されていたという。
　ドコモと組むことで、ネットを利用した通販の強化が図れる。
　また、健康関連商品を中心に扱うケンコーコムは、中国に進出する。３月にドラッグストアなどの店舗向け卸事業を開始する。今年中には中国国内でネット通販も行う予定だ。
　国内、海外問わずにネット通販を軸に、ビジネスが動き出している。特に、らでぃっしゅぼーやの場合、ドコモ、ローソン、らでぃっしゅぼーやの異業種３社が共同してビジネスを開始することになる。今まで、ネット通販と関係ないと思われていた業界でも、ネット通販という切り口からビジネスが拡大する可能性がある。
　もちろん、そこには、物の動きが発生する。物流センターに商品が入ってくる仕入れの物流から、物流センターから個人へ届ける個配の物流の両方だ。
　ネット通販の物流に対応できることが、今後の荷主サービスの一環になるのではないか？そう思うほど、ネット通販の勢いは強い。