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日本通運▼北海道警送支店を新築 4月中旬めどに稼働へ 

2012年03月29日

【輸送経済(http://www.yuso.co.jp/)】
 日本通運(本社・東京、渡辺健二社長)はこのほど、札幌市内に北海道警送支店の新築施設をしゅん工。北海道での警備輸送事業の要となる事業所として、4月中旬をめどに稼働する。
 同支店では、札幌市内・近郊の顧客の貴重品運搬警備、金融機関の現金保管、日通独自の店舗売上金管理サービス「CSD」や集配金サービスを利用する全道の顧客の現金精査を扱う。
 新施設は業容拡大に伴い同市白石区にある現施設が手狭となったことから、新築工事を開始。所在地は札幌市中央区北2条東11ノ23ノ21。JR苗穂駅に隣接する地区で札幌中心部から2キロメートル、道央自動車道札幌インターチェンジから5キロメートルに立地。
 「札幌だけでなく、北海道の集配拠点としての機能を発揮するには、非常に交通アクセスの良い好立地」(渡部正人常務執行役員北海道ブロック地域総括兼札幌支店長)。
 敷地面積は約4100平方メートル。地上2階、地下1階の鉄筋造りで延べ床面積は約8800平方メートル。作業スペースは現支店に比べ、2.5倍に拡充した。
 現金・貴重品を取り扱う施設としてセキュリティー面も万全。IDカードと手、指の静脈認証による入退出管理システムや200台以上の監視カメラを設置。作業の効率化を図り、シュリンクパック機や最新の精査機器を増設した。
 8日に開かれたしゅん工式で、渡部常務執行役員は「これからもいままで以上に品質とサービス向上に努め、お客さまの要望に応えていく」と建築主を代表してあいさつした。