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GLプロパティーズ▼新砂の4.5万㎡の物流施設、全面改装 

2012年04月26日

【LNEWS(http://www.lnews.jp)】
 GLプロパティーズは4月、既存物流施設のGLP新砂(東京都江東区新砂)を全面改修し、リニューアルオープンする。
 GLP新砂は首都圏湾岸エリアにおける大型物流施設(延床面積4万4831㎡)として開発され、大手物流企業により利用されていた。
 今回、全施設を使用していたテナントの物流拠点集約により、テナントの入れ替えをおこなうこととなり、昨年秋から施設の全面改修を踏み切ったもの。
 改修内容は、外壁の全面塗装(耐熱対応)、倉庫内の床クリーニング、扉・シャッターの塗り替え、コーナーガードの新設といった既存施設の大幅なグレードアップを進めた。
 さらに、荷物エレベーター12基(積載量3トン)を全面更新し、事務所・トイレ・水回りの改修、照明機器・照度アップ(150lx)を行うなど、作業、業務、環境面での対策を実施することで、より利便性・効率性向上を具体的に図った。
 セキュリティの改修を行い、構内での防犯カメラ設置、遠隔による24時間警備を採用し、物流管理の高品質化に貢献できる対応を行っている。
 立地は、首都高速湾岸線新木場出入口へ1.8kmなため、関東一円に容易にアクセス可能で、JR潮見駅より約0.9km(徒歩約10分)、JR・東京メトロ・東京臨海高速の新木場駅より約1.6km(バス便あり)と通勤に利便性が高い。
 江東区湾岸部は首都圏エリアを代表する物流施設集積地域で、東京都心より約6km、東京港へ至近成田・羽田にも直結している。
 進出企業をみると日本通運、佐川急便をはじめ大手物流会社の施設が集積、医療関係テナントや高級アパレル、オフィス用品通販、DM配送代行業など、都心へのアスセスが要となる業態や取扱商品単価の高い企業が入居している。
 GLP新砂は1987年竣工と古いものの、GL プロパティーズが国内84 物件の開発・運営で培ったノウハウを取り入れることで、既存物流施設でも最新物流施設に劣らないスペックを実現した。
 最新物流施設の開発だけでなく、そのノウハウと資本を既存施設にも投入することで、社会インフラである既存物流施設の再生と有効利用を促進し、サステイナブルな社会の実現に貢献している。
 また、賃貸区画をフレキシブルに分割できる工夫を取り入れることで、ユーザーの様々な規模の需要に応じることが可能なマルチテナント型物流施設としてリニューアルした。
 施設は鉄筋コンクリート造5階建てで、東日本大震災において建物の被害はほぼゼロ。近隣の物流施設・倉庫と比較しても商品被害が軽微だった。
 規模は敷地面積2万2930㎡、延床面積4万4831㎡だが、すでに66.5%にあたる2万9822㎡のテナント入居が決まっている。
 残りは、2区画1万4867㎡で、内訳はA区画が総床面積7714㎡(倉庫1F1395㎡、2F~5F各1472㎡/事務所1F140㎡)、B区画が総床面積7444㎡(倉庫1F1556㎡、2F~5F各1472㎡)。
 同社では、メーカーや3PL企業による複数テナントでの利用など幅広い活用を募集している。
■施設概要
物件名称:GLP新砂
所在地:東京都江東区新砂2-5-20
敷地面積:22,930.85㎡
用途地域:工業専用地域
構造:鉄筋コンクリート造 5階建+PH
床形式 :高床式(東側:1.0m、西側:0.8m)
有効天井高:4.8m (1-4F)、5.1m (5F)
床荷重:1.5t/㎡(1F)、1.2t/㎡(2-5F)
空調設備:事務所のみ
荷物用EV:12台(積載量:3.0t)
バース数:計30バース(60台)
駐車場:屋外80台、2号棟屋内33台
■入居に関する問い合わせ
GLプロパティーズ
東京
TEL:03-6858-2250
大阪
TEL:06-7669-3370