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三菱電機ロジ▼関東ロジ1号棟を刷新し、環境・地震対策も強化 

2012年07月18日

 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
 三菱電機ロジスティクス(本社・東京、田﨑彰社長)は神奈川県座間市にある関東ロジスティクスセンターの1号棟をリニューアルし、6月20日稼働した。
 同センターは、東名高速道路横浜・町田インターチェンジから約6キロ。南関東向け配送の基幹拠点で、1号棟は主に三菱電機の家電品・電材住設品、一般顧客の各種製品を扱う。
倉庫の全照明にLED採用
 昭和38年にしゅん工した旧1号棟の老朽化に伴い、施設・機能を拡張。一部外部の倉庫を利用している荷物の取り込みと今後の販売拡大を図る。合計投資額は約20億円。
 3階建てで延べ床面積1万5701平方メートル。トラックバースは33基。貨物用エレベーターと垂直搬送機各2基を備える。
 柱は鉄筋コンクリート、はりは鉄骨造り。免震構造を施すとともに、屋上には太陽光発電システム(発電容量319.9キロワット)、倉庫内全館にはLED(発光ダイオード)照明を設置。屋上緑化と合わせ、削減される年間CO2(二酸化炭素)排出量は101トン。
 新1号棟稼働で、関東ロジスティクスセンターの合計6棟の保管能力は4万5420平方メートルとなる。
同社では、これまで以上に顧客の幅広いニーズに対応した高品質・高効率な物流を提供、競争力強化につなげる。また、今後建設する他の倉庫にもLED照明を採用していく方針だ。(矢田 健一郎)