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秋元運輸倉庫▼協力会社と共に物流安全会議を実施 

2012年10月03日

 秋元運輸倉庫(本社・東京、荒牧社長)は9月27日、本年度2回目となる「物流安全会議」を開催した。協力会社8社が参加した。
 鈴木部長は「ここ最近は、重大事故はゼロを続けられてきた。この会議に参加されている皆様のおかげ。今後も事故に気をつけ、物流品質をあげていきたい」と語った。
 最近の同社では、重大事故が減ったため、お客からは小さい事故がクローズアップされるようになったという。物流安全会議では、その事例を紹介した。
 事例は大きく二つに分けられる。現場で事故があり、お客に確認してもらい、秋元運輸倉庫にもドライバーから報告があるケースと、ドライバーからは問題ないと報告を受けたが、後にお客から事故があったとクレームを受けるケースだ。
 特に問題が大きくなるのは、後者。ちょっとぶつかったぐらいで、現場の人にも確認したから大丈夫だろうとドライバーが考えて、秋元運輸倉庫に連絡がない事が多々あるという。その後、その“ちょっとぶつかった”が、破損などに繋がっていて、荷主からクレームを受ける。こういった事故は、未然に防ぐことも可能だ。
 秋元運輸倉庫では、納品前と納品後にドライバーから連絡を受ける体制に変更した。現場に行く前に注意をし、納品後に現場で些細な事でも起こっていないかを確認できるようになった。そのため、納品書などの受け取り忘れなども予防できるという副次効果も得られた。
 ドライブレコーダーの活用などで事故の削減に取り組む同社。今回は、現場との報告・連絡・相談を密にすることで、事故を減らすことに成功した。10月からは新たに品質強化キャンペーンと題し、新たな取り組みを開始している。