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日本石油輸送▼3月、売電事業開始、茨城・福島で 

2012年12月03日

 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
 日本石油輸送(本社・東京、森田公生社長)は来年3月、茨城県神栖市と福島県郡山市でメガソーラー発電を開始する。
 JX日鉱日石エネルギーに、事業計画の提案、システム設計などの協力と太陽光発電システムの提供を受ける。発電した電力は全て、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用し、電力会社(東京電力、東北電力)に売電する。
 太陽光発電設備を設置する場所は、神栖市ではグループ会社営業所の隣接地の2万7,000平方メートル。郡山市ではヤード(鉄道貨車の留置用線路)転用地の8,000平方メートル。発電出力はそれぞれ2,000キロワットと600キロワットになる。
 日本石油輸送は石油製品や液化天然ガス、LPガスなどの輸送を手掛けてきた。メガソーラー発電を新たなエネルギー供給事業に位置付ける。(松井 悠)