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香港のキャセイパシフィック・カーゴ・ターミナル▼運用開始 

2013年03月19日

 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】
 キャセイパシフィック航空は2月21日、香港国際空港の新キャセイパシフィック・カーゴ・ターミナルの第1期運用を開始した。
 2月21日、CX138便で最初に届いたシドニー(オーストラリア)からの積み荷が午前5時9分に到着。
 政府関係者やターミナルに常駐する提携会社の関係者らが見守る中、最新式の自動搬送システムと上屋管理システムが処理した。
 新ターミナルの総工費59億香港ドル。
 最先端の技術によるオペレーションシステムの導入により、カットオフタイムの大幅な延長、積み替え時間を、これまでの8時間から5時間に短縮し、将来的には3時間にまで減らすことを目標としている。
 同ターミナルの設計、建築、操業をするキャセイパシフィック・サービスは香港国際空港において、両航空会社が旧ターミナルから新ターミナルへとスムーズに移行できるよう、3期に分けて業務を開始する。
 第1期では、VAL貨物と郵便物の取り扱い、一部のトランジット貨物の積み替えを行う。
 第2期は今夏に操業を開始し、すべての貨物の積み替え、輸入貨物の取り扱いを行う。
 今年後半には、両社の全ての貨物業務を請け負い、年末までには他の航空会社にも新ターミナルの設備とサービスを提供開始する見込み。
 第1期からの移行が滞りなく行われるよう、現在、第2期への準備のための試行操業が行われている。