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ダイセーエブリー24▼一宮に最大施設完成 チルド物流を一層拡充 

2013年04月03日

 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
 ダイセーエブリー24(本社・愛知県一宮市、田中孝昌社長)は4月9日、一宮市内に「中京スーパーハブセンター」をオープンする。冷蔵・冷凍品を中心にした食品の取扱量の拡大に対応し、施設の増強と高度化を図る。
 新センターは同社最大の施設規模。投資額は、これまでで最高の約22億円。
 新センターでは荷主22社の物流を手掛ける。冷蔵・冷凍保管と流通加工の機能をさらに強化し、得意とするチルド食品の総合物流を拡大する。新規顧客の開拓も進める。
冷蔵冷凍物流の機能を高め
 住所は一宮市萩原町萩原松山531ノ27。東海北陸道西一宮インターチェンジより約3キロ。本社・名古屋スーパーハブセンターの隣接地に開設。本社も新センター内に移転した。
 敷地面積は1万355平方メートルで土地は賃借。3階建てで倉庫面積は7355平方メートル。内訳は冷蔵5923平方メートル、冷凍1385平方メートル、ドライ47平方メートル。ほかに食品メーカーがテナントとして入る。
 大型車用6基、4トン用16基のドックシェルターを備えた。3階に10レーンのデジタルピッキングシステムを設置。同社初の太陽光発電も始める。
 12日、荷主など約200人が出席ししゅん工式を実施。田中社長は「環境保全や震災対策にも配慮した新センターで、高品質物流を推進していきたい。新たな挑戦の1歩にする」と意気込みを語った。(谷 篤)