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長野通運▼メガソーラー進出 

2013年04月03日

 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
 長野通運(本社・長野市、宮崎一治社長)は3月28日、大規模太陽光発電事業所(メガソーラー)事業を開始する。環境負荷低減に貢献する。
 本社に隣接する4棟の倉庫の屋根約1万3200平方㍍のスペースいっぱいに太陽光パネル約8000枚を敷き詰めた。出力規模は約1.5㍋㍗。年間発電量は一般家庭約350世帯分に相当する約160万㌔㍗時を見込む。
 投資額は約4億4000万円。設置パネルは価格面では外国製に比べ割高だが、維持補修なども考慮し信頼性の高い国内メーカー製にした。発電した全量を中部電力に供給。売電収入は年間630万円を予定。
 宮崎社長は「化石燃料を使って輸送事業を担う企業として環境を守っていくことは欠かせない社会的使命。責務を果たしていきたい」と話す。
 スタート当日には、自然エネルギーの普及を推進している長野県の阿部守一知事も出席しセレモニーを行う。(谷 篤)