物流不動産ニュース

物流、物流不動産、倉庫を網羅した
最新ニュース・情報を発信しています。

  • メール会員情報変更
  • メールマガジンバックナンバー
  • ニュースメール配信登録

セブン&アイ▼イトーヨーカ堂の物流センター敷地内に燃料備蓄基地 

2013年06月04日

 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】
 セブン&アイ・ホールディングスは5月22日、大規模災害対策の一環として、国内小売業で初めて、燃料備蓄基地を建設すると発表した。
 この基地は、災害発生時の緊急物資搬送用として燃料400klを常時備蓄するもので、埼玉県北葛飾郡杉戸町にあるイトーヨーカ堂の物流センター敷地内で5月末に着工する。完成は年内の予定で、建設コストは約4億円。
 平時には、燃料の販売・配送事業を手掛ける三和エナジーが営業拠点として利用(燃料劣化防止にもつながる)。災害発生時は、備蓄燃料を避難所への緊急物資配送や、セブン&アイ各店舗への商品配送のために利用する。
 施設の耐震性は、震度7の大地震を想定した耐震性の高い堅牢な構造とし、停電・給油施設被災の場合でも、非常用発電機・手動ポンプを使用することで給油可能としている。
■燃料備蓄基地の概要
建設地:埼玉県 北葛飾郡杉戸町 大字本郷 674-1イトーヨーカ堂の物流センター(杉戸センター)敷地内
敷地面積:約650坪
施設:地下タンク、給油計量機、上屋(キャノピー)、事務所 等
備蓄燃料:400kl
内訳:軽油350kl(緊急配送として利用)、ガソリン50kl(予備)