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三井不動産▼大阪府堺市に13.3万平米の大型物流拠点、着工 

2013年09月03日

 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】
 三井不動産は8月19日、大阪府堺市に関西発の大型物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク堺(以下:MFLP堺)」を着工した。
 MFLP堺は、敷地面積5万7700㎡に地上5階建て、延床面積13万3000㎡の規模。来年9月竣工の予定。
 12月供用開始予定の阪神高速4号湾岸線三宝ICに隣接し、阪神高速15号堺線住之江ICより約3kmに位置し、大阪都心部へのアクセスに優れ、2016年度には阪神高速大和川線の整備により近畿道に接続し、環状網が整備されることから、関西圏の広域配送にも適した立地となっている。
 施設は、大型車両が各階に直接乗り入れできるランプウェイを2基備えたマルチテナント型物流施設で、ワンフロアを最大3区画まで(最小賃貸面積約6,000㎡)分割できる。
 BCP(Business Continuity Plan:事業継続性)対策として、免震構造や非常用発電機を採用し、津波発生時でも倉庫や電気設備が浸水しない高さ設定で設計している。
 環境面では、建築環境総合性能評価システム(CASBEE)のAクラス認証取得を目指すとともに、建物屋上部分に約2メガワットの太陽光発電パネル設置を予定している。
 施設内には、カフェテリアや売店などを備え、従業員の方々の労働環境にも配慮している。
 なお、事業主体は、三井不動産が100%出資で設立した堺築港八幡特定目的会社で、三井不動産はは、プロジェクトマネジメント業務を受託し、建物竣工までプロジェクトマネージャーとして事業を推進する。
■MFLP堺概要
所在地:大阪府堺市堺区築港八幡町
事業者:堺築港八幡特定目的会社
規模・構造:地上5階建、S造、免震構造