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日本梱包運輸倉庫▼小川2期棟、来夏完成 

2013年09月03日

 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
 日本梱包運輸倉庫(本社・東京、黒岩正勝社長)は、7月に1期棟が稼働した小川営業所(埼玉県小川町)の2期棟工事を今秋にもスタートさせる。順調にいけば来年の夏前にも全ての工事が完了する。
 小川営業所は近隣にある得意先自動車メーカーの工場向け物流を主に手掛ける。2期棟は10月ごろ土地の造成が開始。施設規模は1期棟(延べ床面積約9500平方メートル)の約2倍近くになるもよう。建設工事は年が明けてから着工。夏までに当初から計画していた1期棟、2期棟の全ての工事が完了するとみられる。
 また日梱は同メーカーが取り組む部品物流の再構築をサポート。
年度内に部品調達網が完成
ことしに入り、全国各地の部品メーカーから調達を行う仕組みに順次移行している。従来は部品メーカーが完成車メーカー向けに納品していたのを、完成車メーカーが調達に乗り出すことで部品物流全体をコントロールし、効率化と環境負荷低減を図るもの。来年3月までに対象となる部品メーカー全てにこの仕組みを拡大する。
 これに伴い、埼玉県内の狭山ターミナル営業所(日高市)で大型ドライバー20人、狭山営業所(狭山市)で現業職の一般社員30人、パート・アルバイト15人、小川営業所で現業職の一般社員20人、パート・アルバイト10人をはじめ、各事業所でスタッフを募集中(人数は8月1日現在)。新車の大型車20台を一挙に導入するなど、得意先の物流ニーズにしっかりと対応するための体制整備をさらに推し進める。(矢田 健一郎)