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宅地建物取引主任者試験迫る − 96 

 9月に入り、さすがの猛暑も一段落し、さわやかな風に秋を感じるようになった。秋といえば、「学問の秋」。全国で23万人以上(平成24年度合格率16.7%)が受験するという今年度の宅地建物取引主任者試験(10月20日)まで残すところ、後ちょうど1ヶ月と迫ってきた。
 イーソーコグループが運営する日建学院公認スクール・田町芝浦校の受講生も、試験勉強の追い込みに入っている。9月末からは、総仕上げの試験が毎週のように実施される。10月は、合格のための特別日程が組まれており、多くの受験生が苦手とする民法のまとめや得点アップにつながる最重要事項の再確認のプログラムをこなすようになっている。
 平成24年度試験は、宅建業法で正確な知識が要求される個数問題が増加。権利関係でも新傾向問題や判例の知識を要求される問題の増加がみられ、全体として難易度が高めだった。正確な知識が身に付いているか確認する問題が、年々増えている。受講生には基礎的な知識を面倒がらずに、地道に暗記する勉強を勧めているが、日々の業務に追われ、なかなか難しいようだ。
 昨年は自分自身が受験する側だったが、今年は田町芝浦校の事務局長として受講生をサポートする立場。受講生とは違った緊張感に見舞われている。田町芝浦校の開校時、鎌倉の荏柄(えがら)天神社に合格祈願のお参りをしたが、再度合格祈願に行ってこようかと思っている。

(イーソーコ総合研究所 鹿野島 智子)