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日本GLP▼ALFALINKブランド4弾め、「GLP ALFALINK尼崎」竣工 

2025年11月18日

日本GLPは13日、兵庫・尼崎市で開発していた物流施設「GLP ALFALINK尼崎」が竣工したと発表した。

ALFALINKは日本GLPが開発・運営する日本最大級の超大型物流施設プロジェクト。創造連鎖する物流プラットフォームを目指すブランド第4弾プロジェクトとして「相模原」「流山」「茨木」に続いて開発された。

尼崎は6階建てダブルランプウェイ設置の延床面積約24万2420m2「尼崎 South」と、4階建てボックス型で延床面積約11万2300m2の「K尼崎 North」で2棟で構成され、満床で竣工を迎えた。

同日開かれた記者会見で日本GLP・帖佐義之社長は、「かつての物流業界はコストカットを進め、雇用促進もままならなく、物流施設は地域住民からは歓迎されにくい存在だった」とネガティブな要素を語り、ALFALINKのコンセプトであるオープンな物流施設でソフト面で支援するメリットとして「労働環境改善、人が集まることができるスペースを作ることができた」と強調した。

尼崎 South」の1・2階には佐川急便が入居、関西最大級の大型中継センターとする計画。その他スペースでは関通、日本アクセスなど計5社が締結した。

また、日本GLPは同日、尼崎市と災害時の一時避難所指定などを定めた包括連携協定を締結。施設内に市が運営するコミュニティ支援施設「ALCO GARDEN」を開設することで、物流施設を防災拠点として利用や子育て支援拠点として活用する。