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プロロジス▼「アーバン錦糸町1」内にECラボ開設 

2025年09月16日

「プロロジスアーバン東京錦糸町1」(東京都江東区)のテナントでアパレル・雑貨等の輸出入とECを手掛けるACEHIGH(エースハイ)は8日、オープンセレモニーを開催、インフルエンサなど関係者約200名が来場した。

プロロジスアーバンは東京、ロンドン、ニューヨークなど、世界の人口集積都市でラストマイル支援の拠点として2020年に立ち上げたブランドとして、国内7拠点目を整備。東京錦糸町1は佐志田倉庫の所有する倉庫「錦糸町営業所」をプロロジスと共同事業第1弾として24年にスクラップ&ビルドで開発。5階建て、延床面積6470m2のボックス型施設で7月に竣工した。

テナントが決定しているフロアは1階の越境EC、3階の機械設備メンテナンス、そしてイベントが開かれた4階「CREOK LAB」だ。同ラボを運営するCREOK(クレオク)は急成長を遂げるTikTokの国内総代理店。TikTok Shopに特化した日本最大級規模のライブコマース基地として、約1000m2のフロアに15ブースを設置。各ブースでは照明・音響などを整え、インフルエンサによるライブ配信を通じたプロモーション活動が行われた。クレオクはEC運営に詳しいスペシャリストやマーケティング指導、ブランド成長サポートに加え、物流も加えた一気通貫サービスを展開する計画。

プロロジスの中村明夫マネージングディレクターは、「マルチテナントとして設計しているため、スタジオでのご利用は想定したものの、ライブ基地として本格利用は初めて。ご成約からわずか2ケ月強、物件お引き渡しから1ケ月で、ここまで本格スタジオを立ち上げられたことに驚いた。今回のラボは新たな形のEC現場になるだろう」と期待を込めた。